なぜ生理周期は乱れるのか?その理由と対処法

2020年03月10日

生理周期が乱れる理由を知っておくことも大切なポイントです。月経に伴う特徴や自分の体を知れば、付き合い方や対策も見えてくるため、生活質の向上の実現を目指せます。

生理周期の乱れには、ホルモンバランスの変化が関係しています。女性ホルモンには脳の視床下部や脳下垂体、卵巣という3つの器官からホルモンが分泌されていますが、いずれかに何らかのトラブルが発生すると生理周期の乱れにつながります。

生理周期の乱れの原因の一つがストレスです。人はストレスを感じると脳の視床下部から自律神経を興奮させる指令が伝わります。これはストレスから体を守ろうとする防衛本能ですが、緊張状態が長期間継続することで睡眠不足になったり、過食によって肥満になり栄養バランスが崩れると生理周期の乱れが生じることがあります。

急激なダイエットも生理周期の乱れの原因です。特に1ヶ月に10kgやせるといったような体重減少だけに目を向けたダイエット方法は、ホルモンバランスが乱れやすくなります。短期間で大幅な体重減少を感じると体が危機的な状態にあると勘違いしてしまい、生理を遅らせたり止めるような働きが起こります。生命維持を優先する体の機能によって生理周期の乱れにつながるため、短期間で大幅な体重減少を目指すダイエットは避けます。

睡眠不足も生理周期を乱す原因になります。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、細胞の修復や疲労を回復するだけでなく、ストレスの解消にも一役買っています。質の高い睡眠を取ると起床後に頭がスッキリしますが、これは成長ホルモンによって様々な疲労を取り除いているからです。ストレス解消するためにも質の高い睡眠は欠かせません。

病気が原因になって理周期が乱れることも増えてきました。子宮内膜症や子宮腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群などの病気になるとホルモンバランスに乱れが生じることが分かっています。子宮がんも生理周期を乱す原因として知られており、ストレスや睡眠、食事バランスに注意しながら生活しているのに生理周期の乱れが続いたときは、病気が原因の可能性があるため産婦人科で子宮がん検診などを受けることをおすすめします。

生理周期の乱れの対策としては、規則的な生活とストレス解消がポイントです。起床後に太陽の光を浴びたり、栄養バランス良い食事を取るといった規則的な生活、適度な運動や質の高い睡眠を取ることでストレス解消方法を見つけておきます。肥満気味であっても急激な体重減少を伴うダイエットは避け、体幹を鍛えて筋肉量を増やし、栄養バランスを考慮しながら行いましょう。また普通の生活をしているのに生理周期の乱れを感じたときは、病気の恐れがあるため子宮がん検診などの検査を受けることをおすすめします。