ピルを服用するなら控えた方がいいこと

2020年06月19日

ピルの効果を引き上げるには、毎日服用することが大切です。服用によって生じるリスクや副作用を可能な限り軽減するため、控えておいてほしいことがあります。ここでは、よりピルを服用し続けるためのポイントを紹介していきます。

タバコは血栓症リスクを増大させるため、ピルを常用する際は禁煙してください。血栓症は血管に血栓が詰まることで心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。タバコは動脈硬化を進行させると指摘されており、血栓症リスクを高めてしまうので禁煙をおすすめします。

栄養バランスの取れた食生活を行い暴飲暴食も避けましょう。暴飲暴食で栄養バランスが崩れてしまうとホルモンバランスが乱れることがあります。また脂質の多い動物性脂肪やブドウ糖の原料となるでんぷん質を多く含む炭水化物を過剰に摂取すると、血液内の悪玉コレステロールが増加したり、細胞に取り込まれないブドウ糖が増えすぎてしまい血栓症リスクを高めます。そのため緑黄色野菜や食物繊維、ビタミン・ミネラルを多く含んだ栄養バランスの良い食生活を心がけるようにします。

セイヨウオトギリソウを原料にしたサプリメントは、ピルの効果を半減させるので控えてください。セイヨウオトギリソウは、セントジョーンズワートサプリメントとして親しまれており、副交感神経をサポートするセロトニンの原料になります。日本ではサプリメントですが、欧州の一部では抗うつ剤に用いる国もあるほどの効果を持ちます。憂うつな気分を改善してくれる効果を持ちますが、ピルの効果を半減させてしまうため、服用期間中は避けてください。

ピルは、毎日決まった時間に服用するよう習慣づけます。低用量ピルの場合は、飲み忘れてしまってもその場で服用したり、翌日分と合わせて服用できますが、2日以上飲み忘れてしまうと避妊効果が低下する恐れがあります。また三相性ピルの場合は最初からやり直さないといけないため、予定していた生理周期がずれてしまうこともあるので、毎日決まった時間に飲むようにします。

ピルを服用する時間を決めておくと飲み忘れを避けられます。特におすすめしたい時間帯は、就寝前です。就寝前にベッドの脇やテーブルにサプリケースを置いておけば飲み忘れを避けられます。なにより副作用で生じることのある眠気や倦怠感などを睡眠中に処理できます。毎日決まった時間に飲むことで、ほぼ100%に近い避妊効果を得られるので、ぜひ就寝前の服用をおすすめします。