不正出血はなぜおこる?考えられる原因とは

2020年05月13日

不正出血とは、生理でない日に起きる性器からの出血です。いつもとは違った日に起こるため、不安を感じたり、下着を汚してしまうことがあります。女性なら誰もが経験する不正出血は、何が原因となって起こるのでしょうか、ここでは原因を探っていきましょう。

この出血の原因は、ホルモンバランスの乱れが関係しています。強いストレスを長期間感じたり、不規則な生活が続くと生理のシステムである子宮内膜の増殖と剥離の機能に不調が起こるため、生理の日でないのに出血する場合があります。女性の社会進出によりストレスを受けることが増えていることも要因となっています。

ピルの副作用で不正出血が起こることもあります。錠剤に含まれている配合成分が体内に吸収されることでホルモンバランスが変化することで生じます。ピルの副作用の場合は継続的に服用することで体が慣れていき、自然に収まるので心配のない症状でもあります。

思春期や更年期にさしかかるとホルモンバランスの乱れによって不正出血が起こります。思春期のホルモンバランスは不安定になりがちですし、更年期にさしかかると閉経などの変化によってホルモンバランスに変化が生じ、いずれも不意な出血が起こりやすい状態になっています。1週間以上も出血が続く場合は、産婦人科の思春期外来や更年期外来を尋ねることをおすすめします。

妊娠すると不正出血が起こる場合があります。これは受精卵が子宮内膜に着床して胎盤を形成するまでの間に起きる出血が原因となっており、生理が来たと間違える方も珍しくありません。また流産や子宮外妊娠の場合も出血するため、不正出血が続く場合は産婦人科での受診をおすすめします。

病気が原因で不正出血することがあります。代表的な疾患が子宮内膜症や無排卵月経、子宮頸がんや子宮筋腫などです。いずれも継続的に出血が続くことから産婦人科で検査を受けなければならない症状です。主な症状としては下腹部の痛みや吐き気や嘔吐、排便痛、性交痛などに加えて頻発月経や稀発月経や過少月経などの月経異常、さらに頻尿や腰痛を伴うことがあるため、異変を感じたら速やかに産婦人科で受診して検査を受けたほうが良いでしょう。

不正出血は、女性の多くが経験しています。そのほとんどがストレスや生活習慣に伴うホルモンバランスの乱れが原因ですが、中には子宮内膜症や無排卵月経、子宮頸がんや子宮筋腫が原因の場合があります。1週間以上も不正出血が続く場合は、病気の可能性があるため産婦人科の受診や検査を受けてください。